■インクジェットプリント染色とは
インクジェットプリント染色はいままでのテキスタイルこだわることもなく、自由な表現ができます。デジタルデータで処理するため、色変換や拡大・縮小が簡単にでき、製版が不要なため、短納期で小ロット生産の対応も可能になり、余分なインク(染料)を使わないため環境にやさしいことです。 この技術でお客様への独自性のある商品の企画と提案ができ、納期の短縮や在庫コストの圧縮等も可能になり、リスク負担が大幅に減少することができます。 |
■インクジェットプリント染色の特徴・メリット
従来の捺染への適応 |
1.非接触であること
繊維生地表面には、毛羽、凹凸等があり、非接触でのプリントが可能なインクジェット方式が有利。
2.小型、高集積 他のデジタルプリンタに比較して、コンパクト、安価に設計できる。
3.染料の利用性 インクが水系であり、従来の染料の使用が可能。
4.インク出射量の制御が可能 布帛はインクを吸収するため、他のメディア(紙、フィルム等の)に比べ、インク量が多く必要である。 |
■従来の捺染との違い
インクジェットプリント | 従来の捺染 | |
【製版・糊調合】 | 不要 | 必要 |
【多品種小ロット対応】 | 対応時間とコストが削減 | 対応時間とコストが増加 |
【在庫】 | 極小化 | 過剰 |
【フルカラープリント】 | 色数制限なし | 色数制限あり |
【スペース】 | 小型・省スペース | 設備以外のスペースが必要 |
【環境対応】 | 廃水を大幅削減、環境保全に有利 | 公害処理費用が増大 |