■ナノビーズ顔料インクとは
ナノビーズ顔料インクとは、顔料の周囲に「高分子樹脂」の「微粒子ナノビーズ」を配置した顔料インクで印刷後に熱を加えることにより「高分子樹脂」が顔料に覆うかたちで生地にする染料です。 |
※IJプリントはインクジェットプリントの略です。 |
ナノビーズ顔料インクを使う場合、補助財剤を使わず、染色後の洗浄や布目を整える作業も必要がありません。そのまま縫製工場やアパレルメーカーへ持ち込むことができるため、80%のコスト削減ができます。廃液が少ないため、環境にもやさしい染料です。 |
■染色の工程
※IJプリントはインクジェットプリントの略です。 |
■環境への配慮、自然素材への応用
ナノビーズ顔料インクの場合、竹繊維や植物性炭素繊維などの素材にもその繊維を傷つけずにプリントすることができ、
素材が生きたままの状態で製品化することができるのです。 竹繊維・植物性炭素繊維は抗菌性・防臭性などに優れた注目の素材で、人々の暮らしをよりよくするため、日々新商品の開発が行われています。 このように、あらゆる素材にプリント(染色)できる技術を取得するため、日々研究開発を進めております。 |
竹繊維 竹を有機溶剤で溶かし、セルロースを取り出しワタを作り、さらに紡糸したものです。 繊維構造が空洞状のため、吸放湿性に優れているだけでなく、竹自身の持つ「抗菌性」「防臭性」がいかされ、深く透明な色合いと、適度なハリ、ドレープ性を兼ね備えた高級感のある素材です。 写真は電子顕微鏡で見た「竹繊維」の断面です。異形断面で細長い空間があるため、水分を素早く吸い取り、速やかに吐き出します。 |
竹繊維は、吸放湿性・抗菌性・防臭性に優れているため、布団・枕・クッション・座布団など肌に触れるもの、日常使用する雑貨などに最高です。 |
植物性炭素繊維 通常の炭素繊維と違い、高温で綿を炭素化しているため、ナノレベルの孔が作られ、木炭や備長炭以上の効果が証明されています。 消臭機能・遠赤外線の放射機能・特殊染色加工・体温&湿度調整機能・マイナスイオンの発生機能・抗菌&防臭機能の6つの特徴があります。 |
炭素繊維ファイバー |
植物性炭素繊維を使用した靴下やベットマットや下着などが、遠赤外線効果で、新陳代謝・血行促進し、水虫・足のムレ・体臭・冷え性・血行が悪い・足の角質などでお困りの方には、おすすめです。 ※現在プリントできる色は黒とグレーの2色だけですが、さまざまな色を再現できるように取り込んでいます。 |